家づくりのエッセンス
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注文住宅 メリット・デメリット
建築設計をして今年で22年。
月で5棟 年間で60棟ぐらい。
今まで、1.000棟以上の建築設計をさせていただています。
今も継続中!
その内、住宅設計は8割です。
『注文住宅』とは、構造や間取り、設備、内装などを自分達の希望通りにすることができる住宅のことをいいます。
フルオーダー注文住宅
家の構造(木造・鉄骨など)や間取り・オプション・外溝・外観などのすべてを建築主が決めて建てる住宅。
1からすべてに関わる必要があるため、家が建つまでに多少の期間が掛かります。
セミオーダー(自由設計)注文住宅
家の大まかな『間取り』や『外観』を中心に選択して建てる住宅。
その名の通りセミオーダーのため、構造・トイレ・お風呂・キッチンなど、
自由に選ぶことが出来ない部分もあります。
以上、二種類の選択肢がありますが、掛かる費用や家が建つまでの期間にも違いが出てくるため、
しっかりと検討していく必要があります。
注文住宅のメリットとデメリット
■メリット
◦注文住宅は見た目にこだわれる
注文住宅なら外壁材から間取りまで自分好みにできるため、
ご近所さんと似たデザインになってしまうなんてことも避けられます。
◦注文住宅は設計から工事着工から工事完成までの様子を見ることができます。
注文住宅の大きなメリットです。
基礎工事から立ち会うことができるので、どのような工事が行われているのか最後までしっかり確認することが可能です。
疑問があればその時点で設計者さん・施工業者さん・営業さんとお話をすることもできますし、
施工業者側も『お客さんに見られている』という立場から、手を抜かないで工事をしていきます。
■デメリット
◦コストがかかる
これについては、おそらく大半の方が理解していらっしゃることと思いますが、
好みのデザインを通したり、こだわりの建材や設備や内装を揃えることで、
注文住宅は建売のものよりも高く付きやすい傾向にあります。
あれもこれもと要求していくと、あっという間に予算オーバーになってしまうことも。
先に優先順位を決めておき、ある程度は妥協するということも必要かもしれません。
◦時間がかかる
完成しているものを購入するだけの建売と比べれば、
あれこれと打ち合わせが必要な注文住宅は当然完成までに多くの時間を費やすことになってしまいます。
注文住宅で後悔しないために
注文住宅の家は、一生に一度の買い物ですから、なるべくなら後悔のないようにしたいですよね。
こういった失敗をしないためにも、お客様(クライアント)と設計者さん・施工業者さん・営業さんと
その他関係者の方たちとのコミュニケーションが必要です。
人とのつながりを大事にして下さい。