システムキッチンの種類と特徴!
建築設計をして今年で22年。
月で5棟 年間で60棟ぐらい。
今まで、1.000棟以上の建築設計を
させていただています。今も継続中!
その内、住宅設計は8割です
Ⅰ型キッチン
シンクと調理台と熱源(コンロ)が1列に
並んだ、最も一般的なスタイルです。
メリット
・色や種類が豊富。
・低価格のものもある。
・キッチンをあまり大きくでき
ない間取りにも対応できる。
デメリット
・横の動きが多くなるため、
間口が長いと作業効率が低下する。
・2人以上で調理する場合は動線が重なり動きにくい。
・作業部分が狭くなりがち。
Ⅱ型キッチン
シンク面と熱源が別々のラインにあるスタイルです。
メリット
・ 動線が短いため狭い範囲での移動が
可能となり、効率よく作業できる。
・ ワークトップの作業スペースが広い。
デメリット
・Ⅰ型に比べ高価格。
・ キッチンの間取りが広くない
とスペースが確保できない。
L型キッチン
シンク面と熱源面が直角で向かい合う、
Ⅰ型に次いで多いスタイルです。
メリット
・ワークトップの作業面スペースを
広く取ることができる。
・動線が短いため、楽に動くことができる。
・部屋の隅を効率的に使用することができる。
デメリット
・リフォーム費用が高い。
・冷蔵庫や食器棚を配置しずらい場合がある。
・コーナー部分がデッドスペースになりやすい。
U型キッチン
キッチンに立つ人がシンク面、熱源面(コンロ)、
ワークトップ(カウンター)で囲まれたスタイルです。
メリット
・L型キッチンよりも更にワークトップの
作業スペースが広い。
・収納スペースが多い。
・広く開放感がある。
デメリット
・リフォーム費用が高い。
・振り向く動作が多くなる。
・キッチンスペースを持てあます可能性がある。
・冷蔵庫や食器棚を配置しずらい場合がある。
アイランド型キッチン
シンクや熱源(コンロ)を備えた調理台を、
部屋の真ん中に「島」のように独立させた
スタイルです。
メリット
・調理台を囲んでみんなで作業するなど、
家族が料理に参加しやすい。
・キッチンに立つ人も家族団らんに参加しやすい。
・おしゃれな雰囲気が出せる。
・四面どこからでも作業をすることができる。
・広く開放感がある。
デメリット
・煙や臭気の問題が生じる。
・「島」の部分にコンロがある場合、
換気が問題(換気装置の取り付け)。
・キッチンのごちゃごちゃが丸見え。
・リフォーム費用が非常に高い。
・四面どこからでも作業ができるように
するために広いスペースが必要。
対面型キッチン
別名カウンターキッチンとも言われ、
ダイニングを見ながらキッチンに立てるスタイルです。
Ⅰ型キッチンが壁に付けられていないスタイルとも言えます。
メリット
・家族とコミュニケーションが取りやすく
、団らんに参加しやすい。
・配膳前の料理を一時的に置くことができる。
デメリット
・料理の臭いがリビングに広がる。
・来客に見えてしまうため、常に
きれいに保つ必要がある。