ブログ

  1. TOP
  2. ブログ
  3. UBリフォームの注意点!

UBリフォームの注意点!

現在、在来浴室をUBリフォームを検討しているという方も多いでしょう。

在来浴室も含めて、浴室は一定の年数が経過すると配水管などが劣化し、リフォームが必要になります。

在来浴室をUBリフォームする際の注意点やリフォーム方法についてご説明します。

在来浴室をUBリフォーム方法

在来浴室とは、在来工法により施工された浴室のことです。

 

昨今の住まいでは、床や天井、浴槽などが一体化したUB(システムバス)が主流ですが、築年数の古い住まいなどでは在来工法による浴室が設置されています。

 

在来工法はコンクリートなどで壁や床を作り、タイルを張って仕上げる方法です。昔ながらの工法で、タイルの色やデザイン、バスタブの素材や形、シャワー水栓の形など、設計の自由度が高いのが魅力です。

 

在来浴室のリフォームとして多いのは、下記の3つになります。

 

(1)UBへのリフォーム

(2)UB風在来浴室へのリフォーム」

(3)新しい在来浴室へのリフォーム」

 

近年、主流になっているのがUBへのリフォームです。上述したように、UBは、床、壁、天井、浴槽、ドアなどが一体化した浴室で、工場で製造されたパーツを組み立てて設置します。そのため工期が短く、工事費も低くおさえることができます。

機能としては保温性が高く、一体化しているため統一感のあるデザインに仕上がります。

 

ユニットバス風のリフォームとは、在来浴室の壁や天井、床にパネルやシートを張って、ユニットバスのように仕上げる方法です。適当なサイズのユニットバスがない場合や、リフォームにかかる費用を抑えたい人には人気のあるリフォーム方法です。

 

最後は、在来工法の浴室をそのままリフォームする方法です。在来浴室はUBと比較してデザインや用いる素材の自由度が高く、オリジナルの浴室を作り出せるところに人気があります。

在来工法のままリフォームする際は、配水管や浴室の下地を補修するほか、タイルを張り替えたり浴槽を入れ替えたり、シャワー水栓を最新のタイプに変更するといったリフォームを行います。

 

UBへのリフォームやUB風へのリフォームに比べ工期が長くなり、コストがかさむ部分もありますが、素材やデザインにこだわる場合は在来工法で浴室をリフォームするのがよいでしょう。

 

UBへのリフォームへのメリット

在来浴室のリフォームとして、主に3つの方法があることをご紹介しました。

 

ここでは、在来浴室をUBにリフォームするメリットについて見ていきましょう。

 

まずUBへのリフォームは、費用を安くできることが大きなメリットとして挙げられます。UBのグレードによりますが、80万円からリフォームを行うことが可能です。(既存浴室解体・土間コン・新規給排水・電気配線・新規UB工事等)

 

在来浴室をそのままリフォームする場合、タイルの張り替えや浴槽の交換などは安くても100万円以上、総費用として200万円以上かかかることもあります。そのため、UBは家計に優しいリフォームと言えるでしょう。

 

また、UBを構成する壁や床、天井、浴槽などの各パーツは機能性などを追究しているため、断熱性や保温性、防水性、防カビ性が高く、入浴が快適で手入れが楽なのもメリットです。

 

UBは、各メーカーがさまざまなタイプを打ち出しているので、リフォーム前にショールームに行って実物を確認することもできます。

 

壁、床、天井、浴槽などはデザインやカラーバリエーションが豊富で、木目調や大理石調、タイル調といった内装にすることも可能です。

 

また、UB用の床材は冬場でもひんやりしない、また水はけがいいなどの工夫も施されています。

 

さらに、UBへのリフォームは工期が短くなることもメリットとして挙げられます。浴室は毎日使う場所でもあり、できるだけ早くリフォームを終えたいとい人にとってもUBは魅力的です。

 

リフォームの際の注意点

実際にリフォームする際は、業者選びに注意をしましょう。

 

リフォームを依頼する場合は、複数の業者に見積もりを取るようにしてください。一社だけでは、その金額が適切かどうかを判断するのが難しいからです。

 

なお、見積もりを取る中で、金額が安ければいいというわけでもありません。

 

水まわりのリフォームでは、実際に工事を始めてから明らかになる問題点などがあります。そういった場合は追加工事が発生し、費用が加算されます。

 

こういった可能性について説明をせず、安い金額だけを提示する業者は、不誠実と言えるでしょう。見積もりの段階で、追加工事が発生した場合の費用目安を提示してくれるかどうかも確認してください。

 

また、こちらの質問に対してわかりやすく答えてくれるなど、担当者の姿勢も業者選びのポイントになります。金額提示を含めて密なコミュニケーションを取ってくれるかどうかも、リフォームを依頼する際に注意しておきたいところです。

 

 

当社、㈲髙陽一級建築士事務所は、リフォーム工事に関しても設計を中心に取り組んでいます。長年住んだ大事な家のため、お客様と一緒になって、家を設計し施工したいという気持ちで努力をしています。是非一度、ご相談してください。