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住宅の外壁材の種類と特徴Ⅱ

タイル  

色落ちや劣化の心配も少ない。

乾式工法が普及粘土を主原料に各種の鉱物を

混ぜて板状に成形し、焼成した素材。

外壁だけではなく、床や内装にも

用いられるおなじみの素材です。

焼き方や吸水率の違いなどで、磁器質

せっ器質陶器質に分けられますが、

外装材に主に用いられるのは、

水分を吸収しにくい磁器質やせっ器質

耐候性耐久性耐火性優れているのが特徴です。

汚れがつきにくく、色落ちや劣化の心配も

少ないため、メンテナンスがほとんど

必要ないことも魅力。商品によっては、

汚れを付きにくくし、雨水によって汚れを

流れ落ちやすくする機能などを持たせたタイプも

みられます。コスト的には、他の素材に

比べて高めといえるでしょう。

また、タイルの施工方法には、

湿式工法乾式工法があります。

以前は湿式工法が主流でしたが、最近では、

下地材に専用の金具やボンドなどで引っ掛けたり、

留め付ける乾式工法が普及しています。

施工が容易で、剥離や落下の心配がないのが特徴。

既存の壁の上に貼り付けることができたり、

軽量化すること で躯体への負担を軽減するなどした

リフォーム向けの商品もみられます。

 

 
ALC(パネル)  軽量で耐火性能が高い
ALC はAutoclaved Lightweight Concreteの略で、

軽量気泡コンクリートの一種

石灰質材料とけい酸質材料を微粉末にして水と混ぜ、

ガス発生剤を添加して気泡をつくり、

固まった後に高温高圧で養成して硬化させたものです。

軽量で、耐火性能が高く加工が簡単という特徴もあります。

 

 

修理やメンテナンス費用なども考慮して選ぶ
外壁材だけに限りませんが、住まいは施工が

完了すれば終わり、ではありません。

年を経るごとにメンテナンス修理、

リフォームが必ず必要になります。

特に外壁材は、住まいの性能にも大きく関わるため、

日々のお手入れ方法や定期的な点検方法、

メンテナンス費用、保証など、事前に確認し、

長期的な視野で選ぶことが重要です

 

 

建築設計をして今年で22年。
月で5棟 年間で60棟ぐらい。
今まで、1.000棟以上の建築設計
させていただています。今も継続中!
その内、住宅設計8割です。

 

㈲髙陽一級建築士事務所
   設計事務所業務
   建築設計(新築・改修・リフォーム・店舗等)
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