台風の一生!
大別すると発生期、発達期、最盛期、衰弱期の
4つの段階に分けることができます。
日本に接近する台風は主に最盛期と衰弱期のものです。
発生期
台風は赤道付近の海上で多く発生します。海面水温が
高い熱帯の海上では上昇気流が発生しやすく、この気流に
よって次々と発生した積乱雲(日本では夏に多く見られ、
入道雲とも言います)が多数まとまって渦を形成する
ようになり、渦の中心付近の気圧が下がり、さらに発達
して熱帯低気圧となり、風速が17m/sを超えたものを
台風と呼びます。
発達期
発達期とは、台風となってから、中心気圧が下がり
勢力が最も強くなるまでの期間を言います。
暖かい海面から供給される水蒸気をエネルギー源として
発達し、中心気圧はぐんぐん下がり、中心付近の風速
も急激に強くなります。
最盛期
最盛期とは、中心気圧が最も下がり、最大風速が
最も強い期間を言います。
台風の北上に伴い、中心付近の風速は徐々に弱まる
傾向に入りますが、強い風の範囲は逆に広がります。
衰弱期
台風は海面水温が熱帯よりも低い日本付近に来ると
海からの水蒸気の供給が減少し、熱帯低気圧や
温帯低気圧に変わります。
温帯低気圧化/熱帯低気圧化
北から寒気の影響が加わると、寒気と暖気の境で
ある前線を伴う「温帯低気圧」に変わります。
この時、低気圧の中心付近では多くの場合風速の
ピークは過ぎていますが、強い風の範囲は
広がるため低気圧の中心から離れた場所で
大きな災害が起こったり、あるいは寒気の影響を受けて
再発達して風が強くなり災害を起こすことも
ありますので注意が必要です。
また、台風がそのまま衰えて「熱帯低気圧」に
変わる場合もありますが、この場合は最大風速が
17m/s未満になっただけであり、強い雨が降ることが
ありますので、「温帯低気圧」、「熱帯低気圧」
いずれの場合も消滅するまで油断はできません。
建築設計をして今年で22年。
月で5棟 年間で60棟ぐらい。
今まで、1.000棟以上の建築設計を
させていただています。今も継続中!
その内、住宅設計は8割です
住宅ローンアドバイザーになりまして
今年で11年になります。
㈲髙陽一級建築士事務所
設計事務所業務
建築設計(新築・改修・リフォーム・店舗等)
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