火災保険の基本知識 Ⅱ

制度・保険・税金

火災保険は、「建物」だけでなく建物の中にある家具等「家財」の損害も補償対象です。

「建物」と「家財」は別々の契約となるため、例えば、「建物」だけの火災保険契約の場合、
火災で自宅が燃えてしまうと、建物の損害に対する保険金は受取れますが、
家財に対する保険金を受取ることはできません。

家財への補償を希望する場合は、家財を対象とした契約を結びます。

 

保障される損害は火災だけじゃない!

【火災保険の保障内容一覧】

火災 ・・・先火やもらい火、放火などによる火災の損害を補償
落雷 ・・・落雷による損害を補償
破裂・爆発 ・・・ガス漏れなどによる破裂・爆発の損害を補償
       風災・雹災、雪災 ・・・風災(台風、旋風、竜巻、暴風等を言い、洪水、高潮等を除く)、
       雹災、雪災(豪雪、雪崩等を言い、融雪洪水や除雪作業による事故を除く)による損害を補償
水災 ・・・台風や豪雨等による洪水などの水災の損害を補償(地震による津波を除く)
漏水などによる水濡れ ・・・給排水設備の事故や他人の戸室で生じた事故に伴う漏水、放水、溢水を原因とする水濡れによる損害を補償
建物の外部からの物体の落下、飛来、衝突、倒壊等 ・・・「自動車が飛び込んで来た」など、建物の外部からの物体の落下、飛来、衝突、接触、倒壊または建物内部での車両もしくはその積載物の衝突もしくは接触による損害を補償
騒擾、集団行為、労働争議に伴う暴力、破壊行為 ・・・集団行動・労働争議に伴う暴力行為・破壊行為による損害を補償
盗難による盗取、損傷、汚損 ・・・盗難によって保険の対象について生じた盗取、損傷、汚損の損害を補償
不測かつ突発的な事故(破損、汚損) ・・・「誤って自宅の壁を壊してしまった」などの偶然な事故による損害を補償

 

住まいのリスクは、建物の構造や階数、立地条件等により様々です。
集中豪雨などこれまでの経験が役立たないような自然災害も多く発生しています。
現在の火災保険は、様々なリスクに対応できるよう基本補償とオプション補償という形式で必要な補償が選べるようになっています。

 

建築設計をして今年で22年。
月で5棟 年間で60棟ぐらい。
今まで、1.000棟以上の建築設計をさせていただています。
今も継続中!
その内、住宅設計は8割です。
住宅ローンアドバイザーになりまして今年で11年になります。

㈲髙陽一級建築士事務所
   設計事務所業務
   建築設計(新築・改修・リフォーム・店舗等)
   建築工事監理
   建築確認申請業務・図面作成
   改修工事設計・工事監理業務
   リフォーム工事設計・工事監理業務
   店舗設計・工事監理業務

㈲髙陽
   施工業務
   新築施工
   リフォーム施工
   店舗施工