空き家が増える原因!

不動産

なぜ、日本中で今空き家が増えているのか?
それにはいくつかの原因と理由が考えられます。

・バブル期の不動産神話
・固定資産税
・解体費用
・高齢化社会

不動産は、一度購入したら価値が上がり続けて下がることはないと言われていました。
また、人口の増加もあって新しい不動産がどんどん建てられていきました。

しかし、バブルは崩壊して人口もどんどん減少しているのが現在です。

バブル期に大量に建てられた不動産が老巧化してだれも住まなくなり、
空き家になっているというのが原因の1つです。

人口減少によって、マンションやアパートなども現在は飽和状態にあります。

しかし、人間は新しいものが好きなので、
新しい不動産はどんどん建てられていき、余裕のある人は新しい家に住み替えをします。

 

不動産は今後ますます人口に対して増えていくと予想されており、
不動産の飽和状態は今後さらに進行すると予想されています。

それでは、人がどんどん新しい不動産に住み替えていくなら、
古くなった不動産はどうなるのでしょうか?

取り壊されて、土地になり、また新しい不動産が建てられると考える人も多いかもしれません。

しかし、人口に対して不動産の数が余っている状況なので、
建てかえられる物件は一部にすぎず、多くの物件は老巧化したまま残されます。

なぜ取り壊されて土地にならないのかですが、その理由で大きいのは固定資産税にあります。

建物があると固定資産税は最大で6分の1まで減額されるので、
わざわざ家を取り壊して土地だけを所有しようとは思わないのは当然です。

 

そのため空き家になってしまっても取り壊しをせず、
税金対策としてそのまま放置するケースがほとんどなのです。

また、空き家をするには解体費用がかかるというのも理由の1つでしょう。

元々は空いた土地に家を建てることを促進するために作られた制度だったのですが、
今ではその制度が逆に問題を生み出す結果になってしまっているわけです。

理由はこれだけでなく高齢化も大きな原因です。

たとえばある人が高齢になったことが原因で施設に入所することになり、家が空き家になったとしましょう。

代わりに家に住む人や、住まないまでも管理してくれる人がいればいいのですが、
少子化も進んでいる影響などで住む人も管理する人もいないまま、空き家として放置されるケースが増えてきています。

所有者が亡くなってしまった場合も同様で相続人がいないなどの理由で、
そのまま空き家になってしまいがちです。

このように空き家が増えるの背景には様々な原因と理由があり、
こうした事態を受けて国や自治体では法律によって空き家対策に乗り出したのです。

 

建築設計をして今年で22年。
月で5棟 年間で60棟ぐらい。
今まで、1.000棟以上の建築設計をさせていただています。
今も継続中!
その内、住宅設計は8割です。
住宅ローンアドバイザーになりまして今年で11年になります。

㈲髙陽一級建築士事務所
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