家づくりのエッセンス

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もしもの場合に備える火災保険の基本知識 Ⅰ

制度・保険・税金

多くの方は、住宅購入時に火災保険の契約をしています。
しかし、住宅購入の際の手続きの一つとして、すすめられるまま、あわてて契約に至るケースも少なくないようです。

しかし、火災保険はただ入りさえすればよいというものではありません。
わが家のリスク状況に合った、適切な火災保険を選ぶことが、本当の安心につながります。

火災保険の内容を検討する前に。まず知っておいてほしいことがあります。

それは、各種災害で住宅や財産に損害を受けた場合、
国や自治体からの被災時の支援は限定的で、自力再建が原則であるといくことです。

まず、火災ですが、あなたが火災を発生させなかったとしても、
隣家の火災でマイホームに損害を受ける可能性があります。
しかも、隣家がうっかり発生させた火災で損害を被っても、火元の隣家に賠償請求できないのをご存じでしょうか。

これは、民法の特別法である通称「失火責任法」で、火元が故意または重大な過失で発生させて火災でない限り、
延焼先に対する賠償責任は負わなくてよい、と定められているためです。

延焼に至らずとも被害を受けることはあります。
近隣住宅の火災を食い止める消火活動のためにマイホームが破壊されたり、
近隣住宅の消火活動によりマイホームに深刻な水濡れ被害が生じるなどです。

しかし、自分にまったく落ち度がないこうした被害でも、誰からもカバーは受けられません。
こうした被害への準備を何もしていなければ、マイホーム、そして家計は、
将来にわたり非常に大きなダメージを被ることになるかもしれません。

 

建築設計をして今年で22年。
月で5棟 年間で60棟ぐらい。
今まで、1.000棟以上の建築設計をさせていただています。
今も継続中!
その内、住宅設計は8割です。
住宅ローンアドバイザーになりまして今年で11年になります。

㈲髙陽一級建築士事務所
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