工務店又は設計者選び」を先にスタートさせる理由。

物にこだわるからこその注文住宅です。
家づくりの予算には必ず「お手持ちの資金や年収などを踏まえた上限」がありますので、ご自身が住みたい理想の家の金額を知らずに土地を購入してしまうと後で後悔することがあります。
建物のことを相談しないまま土地を先に購入すると、立地や条件によって理想の間取りが入らないこともあります。「なぜ、自分たちは建売住宅ではなく、注文住宅が良いのか」を一度考えてみてください。

恐らく多くの方は「理想の住まいで、家族で楽しく暮らしたい」と考えているからではないでしょうか。
理想の住まいは人によって様々であり、こだわる部分も、間取り、設備、外観デザイン、構造など、人によって違います。このこだわりをカタチにできることが、注文住宅の最大のメリットですので、まずは、工務店や設計者に、あなたが考える理想の家の希望を全て伝えて、それを実現するために必要な大まかな費用を把握することからスタートしましょう。

建設費用を大まかに把握することからスタートしましょう。

まずは、工務店又は設計者に「あなたが考える理想の家」の希望を全て伝えて、それを実現するために必要な大まかな費用を把握しましょう。この段階では、土地のことは考慮せず、理想の住まいを実現するには大体いくらかかるのかを知ることがポイントです。資料請求だけではなく、気になっている工務店や設計者の話しを聞いて、どんな家が大体いくらで建てることができるのかを把握しましょう。

見学会に足を運び、実際の家を体感してください。見学会は、実際に注文住宅で家を建てた方々のお住まいですので、家づくりのヒントになるところがたくさんあります。そして、その家を建てた工務店の雰囲気も知ることができます。この過程で、あなたと工務店の相性も、その工務店が得意とする内容や費用などの違いも分かってきます。

後悔の少ない家づくりに向けて。

ここまでの説明で、理想の住まいを手に入れるには、「①建設コストを把握する」「②土地を探す」「③土地代と建設コストのバランスを調整する」という一連の流れをご説明しましたが、それでも土地購入が難しい場合は、土地価格の抑えた居住エリアに変更する必要が出てくるかもしれません。また、どうしても居住エリアを重視するのであれば、建売住宅を購入するという選択肢も視野に入れるべきかもしれません。
何れにしても、まずは、あなたが理想とする住まいを建ててくれそうな工務店や設計者選びを行ってください。きっと、後悔の少ない家づくりができると思います。