2026.10.13
建築 ボリュームチェック
設計
【ボリュームチェックとは】
建築基準法や自治体条例(容積率・建ぺい率・高さ制限・車線規制など)を基に、その土地に建てられる建物の最大規模を試算する作業。
【ボリュームチェックの概要】
土地活用や建築計画の初期段階で行われる重要な工程。
以下の内容を明らかにします。
・建築可能な延床面積(容積率による上限)
・建築面積・階数・高さへの上限(建ぺい率・斜線規制・高さ制限)
・建物の形状や配置の制約(日影規制・用途地域など)
これにより、マンション・ビル・商業施設などの収益性(戸数・賃貸面積)や事業成立性を判断。
※土地の面積で建ぺい率を算出できますが、土地の形状によって算出した建ぺい率で建築することが難しい場合があります。
【主なチェック項目】
1.法規制(建築基準法)
・容積率
・建ぺい率
・用途地域
・高さ制限
・斜線規制(道路斜線・隣地斜線・北側斜線)
・日影規制
2.自治体条例
・景観条例
・ワンルーム条例
・高度地区
・防火・準防火地域
※市町村によって異なるため、事前調査が必要。
3.現地条件
・敷地形状・高低差
・接道状況
・インフラ(上下水道など)
【ボリュームチェックの流れ】
1.敷地情報の収集(用途地域・容積率・建ぺい率など)
2.法規制の調査(自治体への確認含む)
3.現地調査
4.建築可能ボリュームの試算(延床面積・階数・形状)
5.簡易プラン・収支試算の作成
【機関と費用】
・期間
一般的に1~2週間(条件が簡単なら数日)
・費用
3万~10万円程度(設計受注前提で無料の場合もあり)
建築計画や土地活用の初期判断に不可欠な基礎工程。
事業性を左右する重要なプロセス。
容積率や建ぺい率などの法規制を踏まえ、建築の規模や収益性を事前に把握することで、設計の無駄やリスクの最小化が可能。




