ブログ

  1. TOP
  2. ブログ
  3. 住宅屋根の種類・特徴Ⅰ

住宅屋根の種類・特徴Ⅰ

切妻屋根

切妻屋根とは、一般的な屋根のことです。
漫画やイラストでは良く、四角い建物の上に

三角の屋根がついたものがありますが、

まさしくそれが切妻屋根です。すぐにイメージ

できるのではないでしょうか。
屋根頂上部(大棟)から下方へ2面、野地板が

伸びていき屋根の形状を構成します。

特徴について

切妻屋根は、構造が単純なので比較的丈夫で雨漏りが

少なくメンテナンスも安価です。

しかし定期的なメンテナンスは必要になります。
メンテナンスチェック箇所は棟部・軒先・ケラバ

などがあります。

 

寄棟屋根

寄棟屋根とは、屋根の最上部から4方向の屋根面

が分かれている屋根の事を言います。

その名の通り、屋根面を寄せて棟が切妻屋根より

短くなっているのが特徴です。
最近の若い人には馴染みのない名称かもしれませんが

、最近の屋根はもっぱらこのタイプも非常に

多いように思います。
寄棟屋根は切妻屋根と違い、大棟だけの構造では

ありません。4面を合わせている性質上「下り棟」と

いわれる大棟(最上部)から下っていく棟が4つ存在します。

特徴について

大棟と下り棟の取合い部分を「かき合い」といい、

この部分はY字型の合わせになります。
棟板金の加工に手間が掛かることもあり、切妻屋根よりか

若干メンテナンス費用が高めになります。

 

 

入母屋屋根

入母屋とは「上部切妻」「下部寄棟」が

混在した屋根の事をいいます。
田舎では非常に良く見かける屋根の形状ですが、

街中でも日本瓦の屋根を注意深く観察していると、

きっと入母屋屋根を見つける事ができると思います。
切妻屋根と寄棟屋根の両方の構造を併せ持ったもの

になりますので、その構造は複雑です。

 

特徴について
入母屋屋根のメンテナンスは、切妻屋根・寄棟屋根

と変わりはありません。

 

 

建築設計をして今年で22年
月で5棟 年間で60棟ぐらい。
今まで、1.000棟以上のを建築設計
させていただています。今も継続中!
その内、住宅設計8割です
住宅ローンアドバイザーになりまして
今年で11年になります。

㈲髙陽一級建築士事務所
   設計事務所業務
   建築設計(新築・改修・リフォーム・店舗等)
   建築工事監理
   建築確認申請業務・図面作成
   改修工事設計・工事監理業務
   リフォーム工事設計・工事監理業務
   店舗設計・工事監理業務
㈲髙陽
   施工業務
   新築施工
   リフォーム施工
   店舗施工