住宅の外壁材の種類と特徴Ⅰ
住宅の外壁材の種類と特徴Ⅰ
として、本日は
一般的な戸建住宅に用いられる
主な外壁材は、サイディング(ボード)、
モルタル・塗壁、をご紹介します。
現在、多く用いられているのはサイディング。
分譲住宅はもとより、ハウスメーカーや
工務店の企画型商品の標準仕様となっていること、
商品バリエーションが豊富なこと、
施工性が高いことなどが理由でしょう。
■サイディング
窯業系、金属系、樹脂系、木質系に分類される
工場生産されたボード状の建材であるサイディングは、
耐火性や耐久性などに優れている外装材です。
工場生産のため品質が均一で、比較的低価格な
商品から性能を高めた高価な商品まで、
バリエーションが豊富なのが特徴でしょう。
下地の合板に打ちつけていくだけと、
施工性が高いのも魅力です。
窯業系サイディングは、セメントなどを原料とし、
繊維質原料を加え成型し板状としたもの。
金属系サイディングは、塗装ガルバリウム鋼板、
アルミニウム合金塗装板などを表面材とし、
裏面材やしん材で構成された建材。
樹脂系は塩化ビニル樹脂が主な素材、
木質系サイディングは、天然木に塗装や
表面処理などをしたものです。
多く用いられている窯業系や金属系などには、
多彩な表面デザインがみられ、
石積調やタイル調、木目調などが揃っています。
また、表面の塗装などに工夫を施して、
汚れにくく、メンテナンスを楽にしたタイプ、
既存の外壁の上に貼り付けることができる
リフォーム向けの商品などもみられます。
■モルタル・塗壁
素材や仕上げによってさまざまな表情が生まれる
モルタル(吹付仕上げ塗材)は、セメントと砂、
混和材を混ぜ、水を加えて練ったモルタルを
下地に樹脂系の素材などを塗装とする方法。
仕上げは、樹脂系の素材を吹き付けたり、
コテやローラーなどで多様な模様を施したものが
みられます。仕上げの方法によってさまざまな表情が
生まれるのが大きな魅力でしょう。
素材だけでなく、仕上げの方法によってもさまざまな
イメージを生み出すことができる自然素材
また、最近は健康住宅への関心の高まりや
環境への配慮から、漆喰など自然素材の塗壁も
注目されています。漆喰は、消石灰を主材料としたもの。
吸放湿性能が優れ、カビや細菌も発生しにくい素材です。
建築設計をして今年で22年。
月で5棟 年間で60棟ぐらい。
今まで、1.000棟以上の建築設計を
させていただています。今も継続中!
その内、住宅設計は8割です。
㈲髙陽一級建築士事務所
設計事務所業務
建築設計(新築・改修・リフォーム・店舗等)
建築工事監理
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